2014年10月8日水曜日

枯葉の先に




動き出す為に必要な何かと
語り始める為に必要な何かを掛け合わせて
世界に一つぽっきりの 暗号を作った
その言葉は 丸太に描かれて
ポッキリとは割れない
小枝のようには崩れないと言う
声ばかりが 闇に響くふう

半鐘 反響 半和音
すばしこい犬が 三回廻って吠える瞬間を
きっと 捉えよ
タンバリンを手にしても良い
カスタネットに指を挟まれたって良い
ただ 太鼓を鳴らせ
空腹に胃薬だけは 御免だと振り向いたら
影が見えた

造影剤と言うのは 影を作る為に在るのですから
たまには 上手い角度を証明する必要に駆られるのでしょう
狩られるのは焦燥感に非ず
絡めるのは甘いソースアラモード

目覚まし時計を留めると 遅刻スレスレだった
そんな悪夢を 何度 観ただろう
階段を昇る度に 飛び降りたいと欲した夜も
必ず光が 救ってくれたように
この世は 明るい

Turn to Born
色鮮やかに 生え変わる 葉のブラウン
アクトレス 鮮やかに 認め始めたラブレター
空に 届きますか

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

写真 藤鈴呼オリジナル栞

多分 小判草じゃないかと思うちょります

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

詩の発表場所あります
自慢の絵・写真を披露したい方にもおすすめ!

ワタクシすずこが編集している手作り詩誌
ポエムサークル「みゅう」

仲間になり購読いただくと
ボツなしで冊子掲載 & CDトーク → 全国郵送★
見本誌もあります。読みたい方も連絡くださいね。

以下に本誌の写真・詳細を紹介していますので
クリックして御覧くださいませませ~☆

ミュウ 221.222号 完成♪ 

すずこのリンクはこちらから

~いつかの すずザレ~ 藤鈴呼の戯言
過去作も織り交ぜてUPしていきます☆

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

なぁんにも してないよ
その言葉が 言い訳に成る 場合

冷蔵庫から 食べ物が
消えて居た時 家族が

悪戯を された相手が
怒った時 犯人が

感謝されて 照れくさい時
微笑と 共に

そんな 瞬間ならば
良いのだけれど・・・

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

定規の形は 三角でした
最初は 正三角形

夏の 夜空を 眺めながら
キレイだね と 呟きました

次第に 丸みを 帯びて
穏やかな 時間が 訪れました

そう 身体だけは
丸みを 帯びませんように・・・


 『 恋の 二等辺三角形 』

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

少しずつ 連なって 行く 
二つの 時間

絡まり 熔けて
余計に 輝き 益して 逝く

微かな 流れを  見逃さぬ 様
今 必死で   息を して生る・・・


    『 時 流 』

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

葉先が 静かに 下を 向き
くたびれた 茎は
直立する コトを 恐れた

恐らく
自らの 儚さを
熟知して 居ただろう

笑みを 称えた 花びらも
今は 萎れ

枯れた 一つの 根元が
代わりに 微笑んで 
生る みたいだ


   『 天 華 』

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°


地元の 橋に
集結する 話しも 
出たと 言う

今年も 逮捕者が
五人 出たのだと 言う

おめでたい 席だから
緩和される 訳では 無いね

緑色の 臭いの 酷い
ヘドロ 満載の 液体に

生身の 人間を 晒せば
何かを 曝せ と
誰かに 脅されるより

大変な 事態に
発展 しそうだ


 『 優 勝 夜 』

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

そろそろ 寝たかなあ
幾度も 考えた

おやすみ と 心の 中で
何度も 呟いた

帰宅後の 言葉は
必死で 抑えたんだ

邪魔を しては イケナイ って
自分に 言い 聞かせ ながら・・・


 『 君の 居ぬ 二日目の 夜 』

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

最近 あの 作品達から 感じる
不吉な 予感

僕等が 恋に 落ちる 時も
温かな 言葉を

夜空に 舞う 星屑の 様に
散りばめては
感動を 与えて 呉れた

キミからの
ワン ・ シーン ずつの 企み

最近 雲行きが 怪しいんだ
悲しい 物語が 続いて 居て

嗚呼 キミも
疲れて 生るのかな って

本当は 心配なんだよ


『 口に 出さぬ 本音 』

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

0 件のコメント:

コメントを投稿