2014年10月10日金曜日

もつもつ


のっこりと言う表現が相応しいかどうか
私には分からない けれど
てんこ盛りにされた皿の中身は
どう見積もっても もつもつしている

モツやハツはハラミには 慣れてない
プニプニのコラーゲンを 持て余す若者時代も
とうに過ぎた

それが哀しいとか 悲しがった過去とか
涙を流したかった思いだとかを 
重くのしかかる雲の上に さらりと乗せれば

タルタルソースをかけるよりも 
シンプルに仕上がるのだろう

指でつまんだ人匙の塩加減が絶妙で
もう 何にもイラナイって 満腹の笑顔で言われる瞬間だけを
心待ちにしているように

串刺しにされたミートボールよりも
大きさが明らかに異なるネギマの方が肝心

美味しさとデリカシーの隙間風が吹く回廊
ぽろんと響く琴の弦は月の端まで飛ばされて
黒猫がにゃおんと鳴く

心底 楽しそうに
上唇を 目一杯 拓いて

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過去の栄光/藤鈴呼

同じ言葉でも表現方法が変わると 
全く違う世界観になることで
楽しんでみたり 驚いてしまったり。

アルファベットの羅列は 意味が分からなくなると 
ただの記号配列になってしまいがちです

何故ならば ワタクシ、英語は好きだけど 
得意ではないからです(笑)

一つの音を響かせて そこから始まる余韻が 
鐘のように広がると

良い空気感染に繋がるのかなぁと
連想します

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挟まれた場所は 何処ですか?

微かに刻む 胸の奥

玉ねぎの みじん切りは

ステキなカレールーへと

生まれ変わりますか?

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点滅を繰り返す テイルランプに

恋をしていた 時代も有った

今では ゆるやかな トキの流れに

身を委ね 続けている

静かな星屑の下で

ゆっくりと 生きている

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● 珍しく キリ良い言葉を 刻むキミ

     歌詞作りでは 何時もの事かな?


● 短さで 表現 全て 伝えるの

      難しいよと あの日 教わり


● ワタクシに 一つの術を 告げたまま

      空の藻屑と 散った アナタに


● 毎日を いつも通りに 過ごしてく

      何も変わらず 成長もせず

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心に すきま風が 吹いた

吹きぬけようとする勇気を

別の風が ゆっくりと 洗い流した

ボクは 洗濯機の中

いつまでもグルグルと らせん状に

この クスリと共に 生き長らえている

何処迄 続くのだろう キミとの やり取りは

もう 終わりを告げる 春の鳥も

この暑さと 梅雨に流れて行って

しまいそうなのに

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もしかしたらキミが

新しい部屋を構えて

ボクの大好きだった

白いレースのカーテンを

引いているのかも知れないと

網目からは覗けないから

ファインダー越しに 

シャッターを切った

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忘れる筈は無いの 君の事

一度 愛した人間を

心の底から 憎めないのと

同じように

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例え 見えなくっても

キミの吐息を感じて

ゆっくりと 深呼吸すれば

その時の季節に応じた

ステキな風が

駆け抜けて ゆくのだろう

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