2014年10月15日水曜日


広い草原を 横切るキツネ
お前の尻尾には
昔っから 馬鹿されて来た

ちょっと白くて
または茶々くて
フサフサで
可愛らしいからと言って

オレはもう
騙されないぜ

素手で触る危険は 熟知している
やつれた表情で やるせなさを
目一杯に描いて
芝に埋めた

碁盤の目ならば 黒か白
置く石は 決まっているから
奥行の長さも高さも
関係無いのでしょうに

事細かに 指示を出す
次の一手はこう
まるで将棋戦

闘う前から 結果が分かっているかのような
痩せこけた狐
お前は 女狐か
雄々しく化かすのか

草原の向こうには 沢山の牛
モー沢山 藻色をした草を食む姿が
夕暮れの隙間に 色濃く映った

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キミが眠っている瞬間に

こうやって タイピングしてしまうクセ

止めようとは思いながらも

こんなに沢山の みんなからの文字を眺めていると

僕の欲望は 果てしなくヒートしてしまうように

昨日 行ったばかりのカラオケのカセットを

こうやって ダビングしながら

チビマルコちゃんを TVで観ている

もう 十二年も 経ったんだね

あの頃は アマバンで 

♪ピーヒャラ ピーヒャラ 楽しんでいたような気がするよ

そして僕は 今 幸せで。

キミが黄昏ていたのは 晦日だったのかな?

何だか 懐かしいような

そう やっと キミと出会って 一年が経過したんだね

これからも ずっと

そう 感じられるように きつく 抱き締められた瞬間に

あたしも きつく 抱き締める

ふと 口に しかけた 「愛してる」

未だ 言えないまんまだけれど。

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アイツとの思い出の曲

いつまで経っても 何度歌っても。

だけど 隣には 君が居る

君が歌ってくれた アイツとのラブソング

君が 其れを 塗り替えるかのように

僕の目の前で 歌っている

僕は あの頃を 少しも思い返さない?

心の奥でだけ 流れているメモリーに

もう心は 痛まない

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眠っているフリをした。

いびきが凄くて眠れないから 俺より早く眠らないでと

君は 一人言のように。

僕は 聞こえていた。

言葉にならないような 声だけの頷きでならば

返せるような元気は 未だ残って居たのだけれど

何も言わなかったならば君が

僕をいじめ始めた

僕はいじめられたかった

僕はやっぱりマゾだった

君はやはり 愛しかった

一番愛しい人のために・・・

あいのりのテーマソングの歌詞が 画面に流れる

君は知っていただろうか

あの瞬間 僕が

何を思って居たのかっていう事を。。。

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届いていますか?

何度も席を外すキミに。

最近では 大絶叫は 出来るだけ抑える様に しているんだ。

去年はアイツと 年越しをカラオケで迎えたから

キミとは ゆっくりと新年を 迎えたかった

キミが カラオケを嫌がる理由は

そういう所にも有る? 違うね

二人だと三時間迄の 時間制限に阻まれて

だけど 部屋が空いていたから すかさず延長を

「9時までだってよ。」 キミの嫌な顔

僕は一人で 楽しんでいた?

キミは 嫌々 だけど 無理矢理帰ろうともせずに

僕・・・キミの そんな所が 大好きなんだよね

あと ・・・大好きって言えば 耐えないけれど

キミが あんなに汚い ヘドロのような僕ん家の風呂を

一緒に掃除してくれた

今まで 居なかったよ

あんなに 親切な男。

「何で自分家の大掃除してきたのに ここも洗わなきゃ なんねぇんだよ!!」

「そんな~ぁ・・ 可愛い彼女の為だと思ってっ♪」

「可愛かったらね・・・」

音もなく 睨む私。

でも 本当に 憎かった訳じゃない

キミが隣で眠っていて

僕は 見つめているつもりで

キミは 「何で睨むの・・・?」と言ったけれど

僕は 睨んだ 訳じゃない

キミの白目が充血していて 辛そうだったから

今日は 付き合わせてばっかりだったから

申し訳なくなって 「本当にありがとうね。」って

心の中で 呟いていたのに

あの頃よりも 丸くなったと言われた僕の瞳は

未だ 突き刺さるような色合いに

包まれてるとでも 言うのだろうか

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キミが 寝返りを打った

マルコは 書初めをしている

懐かしい 書初め。

「おとしだま」のつもりが 「おとし」になっている

頬には墨が くっついている

ダビングは終わらない

カセット三本も あるからね

キミの声も 録音してしまったんだよ

何故か 欲しかったから

本当に 欲しかったから

当たり前だよね ナルシストな僕だもの?

とにかくキミは ダビングの音量が五月蝿いらしく

布団の中に 今も もぐりこんでいる

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