2014年10月10日金曜日

つるりんちょ


お前の美しさに業を煮やす
少し下界の風に晒されると良い
パタンと閉じることの出来ぬ雑誌の
下世話なコーナーに佇む
昔ながらの 電話ボックスに告ぐ
悪夢と灰汁湯を 一緒くたにするな
図らずも 鴉が追って来るだろう
翼を捥ぎ取られぬよう
確りと 準備だけは 怠るな

ぷるんとしたプリンのような艶やかさ
瞼の裏に 何時迄も残る幻影
光の奥で犇めき続ける漆黒と漆
指先が どちらで被れるか
今宵 試してみようか

お前のシナヤカサとツヤヤカサ
鼻歌の向こうで
何処までも 歌い続けると良い
輪を乱すような不協和音も
不思議な笛の音に気圧されて
蹴落とされてお終い

ぷっくりと腫れた 金の十字架
火傷の痕よりも 少し大きめな愛
ハート型のクッキーよりも
少し 砕け易いけれど 大丈夫
バニラエッセンスを垂らしたら
世界一 微妙なニュアンスのコードが出来上がる
どんな和音も 黙らせるような
新しい コードが

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写真 ゲンゲ干しの前 あーんど メクラアナゴ
いただきフィッシュ★

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雪列車/藤鈴呼

物理的に重くなったのみならず
思考回路が豊かになっていたり
人生の実となる部分が増えたと言える自分に
気付けた瞬間は

きっと誇り高い気持ちに近付けるのだろうと
推測します

*

今 住んでいる場所には 
大糸線と言う列車が走っていまして

桜や海や紅葉や雪を背景にすると 
素敵な写真が撮影出来そうだなあ、だとか

新緑や冷風を感じながら
車窓の景色に埋もれて見るのも
オツだよなぁ、だとか

妄想ばかりは広がるのですけれども 
住み始めて四年、

終ぞ乗らぬままにサヨナラしそうな季節に
なって参りまして

それだけはすまい! と 
心にキツク誓っているところなのでした

*

言葉も曲も どんなにスパイスを入れても 
その味が苦手な方には届きませんよね

上手い具合にクリックした瞬間と心のタイミングが
ピタリと合った時の安堵感と言いますか
充足感を得るために 
言葉紡ぎを続けているのかも知れません

*

風の最中に立つ状況ならば
壁を探したり
穴を見付けたり 

はたまた風そのものを愉しめたりも
するのでしょうね

自然界と隔絶された空間、
例えばガラス張りの室内から眺めると

葉の動きを
視界に収めることは叶っても

風のくすぐったさを
肌で感じることは
出来ませんものね

されど
心で感じる風の存在に
ホッと一息吐く瞬間が
あるのでしょう


風の目の前に立つ場合
両目を閉じても 
さわさわと流れる滝の音で
風の存在を感じてしまえますが

硝子張りの空間から眺める風の場合は 
両目を閉じてしまったら 
存在ごと消去できそうな錯覚に
捉われそうです

それは決して 
妄想を逸脱しないのですけれど・・・

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愛のポスティング/藤鈴呼

解き放つ、と書くと 
何処かしら清々しい雰囲気が広がりますが

朱鷺放て、と書いてしまうと 
翼が欲しくなりますね

時が経たなければ 
開放できぬ事象に 

翼ならぬ
唾吐きかけても 何も変わらず、と

冷めた瞳で眺めるだけの心は 
寂しすぎるから

熱い一歩を踏み出してみようかな、と 
空を翔る翡翠に 
問い掛けてみる夜

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両面テープは 安いのは 使えない
台所の カーペットは
一番下が ピンクだったのだが
しょうゆなんかが こぼれたりして
もう 汚くなって しまったから
ママンが 新しいのを 買って
上から 敷いて 呉れたんだ

一番 下の カーペットを
きちんと 外せば 良いのだれれど
冷蔵庫や 米びつなんかの下に
敷いて しまって居るから

歩く 処ダケ
新しいのを 引いて
両面テープで つけて くれた

だけど 歩くと やっぱり
外れて しまうんだ

ママンが 手持ちした 両面テープは
余り 強力では 無かったらしく
そのうち 買おうと 思いながら
結局 そのまま 引っ張りながら
過ごして 居るので 有るxxx

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ピンク色の 帽子を 彼が プレゼント してくれた
最近は 帽子は 余り かぶらない

昔 良く 一緒に行動してた子が
キャスケットが とても 似合ってて

髪を 束ねて 入れたりなんかして
少し こぼれる姿が セクシーだったりして

綺麗さは 全くもって かなわないんだけれど
当時は 少し 憧れて 居て

だけど 帽子を かぶると むれるし
髪が ぺったんこに なっちゃうから
今では 余り 被らないんだよ・・・

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洋服や 靴の 買い方について
会話して居たトキに

気に入ったものを 二つ 買って
片方は しまって置く人が
知人に 居ると 聞いた

まるで CDの ようだな
なんて 思いながら 聞いて居た

もし 気に入ったものが 二種類 有ったら
二着 買うんだろうけれども

僕は 結構
同じ柄の 色違いを 揃える頻度が
高い 気が してるんだ

価格も 安いものを 沢山 派で
彼は 良いものを 高くても 買って
長く 遣う 派 なのだけれど

当時の ストールは 一枚 千円だったし
パンプスも そのくらいのものから
安いのを 履き替えて 居たし
まぁ 外回りで 直ぐに こなれるって言うコトも
確かに 理由の 一つでは
有ったのだけれどもね・・・

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白いコートは お洒落だとは 思うけれど
気を遣って 羽織るのが とても 嫌だから
一度も 買った コトが 無い

そして ロングが やっぱり お気に入り
朝 暖気する前に
パジャマの上に 羽織ったままで
外に 出られるし

中が 短い スカートでも 暖かいし
やっぱり 隠したい 症候群
なのかしら・・・ねぇ・・・

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