2014年11月9日日曜日

クラムチャウダー


寒さに打ち震える なんてのは
きっと 大袈裟だけれども
何らかの 驚き話を 耳にした瞬間
サブイボが立つみたいに
自然に鳥肌めいた空気感を得る季節

コトコトと 煮込みたいの
箱の外には キャベツと書いてあるが
本日の主役は ホイコーロー
キャベツは そちらに 摂られるからね
じゃあ どうしよう
そうだ 白菜が あったよね
残り物だけれど

きっと福があると信じて
服を目一杯 着込んで
もう寒くないと 吹きかけた息が
白く凍る
未だ氷柱には 出会えない
この地は 氷点下になることが
珍しいのさ

オタマと人参が 小刻みに揺れる
シメジとジャガイモは 小躍りをして
あれ アサリが ないよ
同じキノコだからって 馬鹿にして
忘れたなんて 言わせないから

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写真 昨夜の そして 本日の すずスープ
クラムチャウダーでございますの♪

昼は パンにスープの スープヅクシ
ツクシの姿も 忘れる時間帯

一枚 仲間外れがいますねー 液体の色は 似ているけれど
コーヒーは カプリチョーザ in ファボーレ
ここは 富山のショッピングモール内にある
イタリアンレストランなんですよ

結婚式記念日の前夜祭をした時のもの
入籍と式が春と秋にあるので年に二回お祝いをする我等
( ̄ー ̄) 二倍お得でにばいにば~い♪ってCMが
懐かしいですじゃ。

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□ ケチな バスが いたよ □


長い 信号待ちのセイで

目の前に 乗りたいバスは 見えたのに

辿り着くコトが 出来なかった

横断歩道を 渡りながら

気付いたのサ

行き先が 帰り道だと

バスは 赤信号の 一番手前で 止まって居てね?

僕が 渡り終えて 降り口の ドアを 叩くと

運転手は 前を 見据えたまま

音を 無視してた

左目の隅に 僕の姿も 写る 筈 なのにね

しつこく叩くと マイク声で

《 信号待ちです 》

運転手の 声

その次に 

《 バックして下さい 》 と 言われた気がして

一瞬ばかりは 期待もしたよ?

乗せて 呉れるんじゃあ 無いかってサ

だけど 乗り口で 信号の代わる迄 

待っては みたケド

一向に 扉は 開かなくてね

此処の信号は 長い間隔だし

乗せて 呉れる 気さえ有れば

充分 可能 だったのに

ケチな アイツは 通り過ぎ

ボクの カラダに 風 そして

排気ガスだけ 残された

なんて 非道な 男だろう

昔のバスは 親切で

安善 運転 だったのに

昔のバスなら 絶対に

取り残される コトも無く

絶対 ぜったい 乗れたのに!

どケチ 最悪 運転手!

災厄 最低 あのオトコ!

少し 親切心ってもんを

小学校から 学び直せよ

人の気持ちの 人徳を

備え 改め 生まれ 変われよ

優しさ ・ 安全 ・ 其の均衡

平均台 乗り 計りに 掛けたし

ケチは 早死に するんだからなぁ~

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~ 続 ・ バスに寄せて ~


踏切を 通過する時の  吊革の 揺れ加減で

運転 技量と  運転手の 器量と

バス会社の 裁量が 計れるモノだとは 思いませんか?

文字も 運転も

その人間の 状態を

ツブサに 写し出して しまうのだから

最近は 車内 アナウンスが 付け加えられた風で

最初は 驚いたよ

何時もの テープ 音声と

運転手との 両案内サ

だから 女性の 運転手にも

気付き 易くは 成ったんだねぇ

今まで ずっと 男だけだと

勘違いを していたよ

男尊 女卑は イケナイね

平等 エゴは キタナイね

クソっくらえの 世に 落ちるため

そろそろ バスの 降り時刻だよーーーーーー

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● 河 と 油 ●


いつもと違う停留所で バスを降りた 帰り道の 事です

たった 数分の 距離と言えども

手ぶらで 歩くのが 気分的に 寂しくて

わざわざ 自宅と 逆方向に歩き

コンビニで スナック菓子を 買いました

うちに 戻ってから食べようと

心に キツク 言い聞かせては みましたが

既に レジを 通過する手前で

歩きながら スナックを

ポリポリ ・ バリバリ と ほおばる 私の姿を

別の自分は 予測して おりました

コンビニを出た 瞬間の

信号の 紅色が 憎らしい程に 

アタシの欲求は

スナック一点に 絞られました

やっと お待たせ GOサイン

早速 袋を 開けました


爽やかな 音とともに

食欲を 余計にそそる チーズの香りが 

鼻先に 届き

昔 よく食べた チーズビットみたいね と 

懐かしい思いに 駆られました

それだけでは 有りません

降りたのは 母校の前の バス停でしたから

過去へと向かう アタシの奥の タイムマシーンが

一気に 加速を 始めたみたいです

少し歩くと 牛乳屋があり

小学生の時分  給食の 牛乳瓶の蓋を

メンコ替わりに 遊んだな と

すっかり 記憶 再現シーンの映像が

脳裏上の スクリーンと 成りました

校庭では 体操着姿の子供達が 

円陣を組み 旗を持って 踊ってます

いつも 下校する時 ブラスバンド部の友達が 

懸命に 練習するのを 

眺めながら 居たものです

あの頃 とても長く感じた 一本道も

あっと言う間に 歩き切って 思うのは

幾分 コンパスも 長く伸びた 事実でしょうか

当時は 其の 長い筈の時を

退屈する 暇も無く

石コロ 蹴りに 費やして おりました

大きな 石は ジャガイモちゃん

赤の 石には 梅ボシちゃん と 

毎日 名前を付けて 可愛がるのは 

楽しいものでした

蹴る途中 道に 石が 飛び出したり

脇の ドブに 落っこちたら ゲーム ・ オーバー

などと

独自の ルールを 取り決めて

同じ 帰宅部の 近所の まぁちゃんと

良く 競い合ったものです

運良く 30分強の 通学路を

一度も 石を 落とさずに 帰宅出来た 暁には

” 今日は 良いコトが 有るゾ! ” と

本気で 信じていた ものでした。

その頃の 半日は とても永く 感じられ

その後 、 良いコトが 有ろうと 無かろうと

外で過ごす 「学生」 の 時間は

とっくに 終わって 居たのですけれど

それでも 嬉しかった 記憶だけ

色濃く 残って 居るのです。。。

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