2014年11月10日月曜日

鰻-うなぎ-


冷凍していると すっかり忘れる存在
熱い鍋の中 洒落た食材達が乱舞する

冷たい豆腐の中に 
隠れたウナギの論争

足先が熱い お前ちょっと出て行け
指先が冷たい お前もう少し こっちゃさ来い

田舎風の溜息が流れる町に 綺麗なランプが灯る
街が クリスマスカラーに染まるまで あと少し

気の早いサンタは クルクルと回りながら トナカイを調教中
早く タイヤ交換をしないと 轍に乗せられて ソリがはげるよ

塗装じゃあるまいし 
剥げるもんかいと独り言

意思で固めた錫 チャリンと鳴るのはコイン
石で作った鈴 小気味良さは超一流品

温かい地で カヌーの姿を眺めながら 見つめる水面に
三つの輪が重なった 虹と希望と夢 憧れのスリーセブンだ

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憧れの地


遠足で行ってみたい場所の定番がありました。松島です。
当時私は岩手でしたから
一つ南下して宮城に入ると言う新鮮さも
相まっていたような気がしますが、
私の小学校では岩手一周だったんだなぁ(笑)

それでも今では
貴重な場所を巡れたなあと
感謝しているくらいです。

それは 大人になってから
松島へ行ったからカナ?

そんな 小学校の修学旅行で訪れた地は
釜石大観音、三陸鉄道、
昔はラグビーで有名だったと言う釜石製鉄所
(稼働している様子を眺めました)

中学や高校時代では 他の学校は
奈良、京都に修学旅行するのが定番(?)でしたが、
私は両方ともディズニーランドでして。

とても楽しく騒いでいたけれど 
やはり行ってみたい地は増えた気がします。
そして未だに 奈良は憧れの町です。

未踏の地でも本や番組で眺め続けていると、
訪れた記憶が蘇ったりするのでしょうね。

それが紛い物の記憶であるのに
五感を持っていたりもしてネ。

今ではネットもあるし、グーグル地図なんかリアル過ぎて、
勘違いすることもあります。

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ドラマのセリフ /藤鈴呼

以前、会話の中で、車同士で擦れ違う事を
「スライドした」と表現した人がいて、
その斬新さが面白いなあと思ったんです。

スライドショーのイメージが
即座に浮かびました。

人と人も擦れ違うことが多かったり、
自分自身の中でも 擦れ違いの人生を歩み続けたりすることって
ありますよね。

それでも 擦れ違いの軌跡を残せていれば
存在感は失せないで済むのかなあ、なんて思います。
袖振り合うも多生の縁、ですものネ。

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想い 乱れ過ぎた表情 過激な絶叫ばかりは 聴かせられない

何故 うつむいたまま見えるエデンを 信じられないの?

あの頃には 存在しなかった 便利な遊戯ばかり 身につけて

止まらない 迷走 本当に GORLに 近付いていくと云えるの?

出発点は 僕じゃない ここに生まれた 君が 作動スイッチ

ONのレベルを上げて すぐさま僕は Uターンを 繰り返す

こんな丁寧な セリフは君だけ コンビニのレシートの様に 捨てられる

勿体無い 自己破壊ばかり 何度も 楽しんで居る

昔ならば 共に来れた? こっけい過ぎる 言い訳 耳に入れれば

「それでも 僕と 違うじゃない」 言葉 飲み込む為の 空回り

アザラシは死んだ このサーカスは 昔の感動 与えられない

揺れるイルカは いつだって 気持ち良さげに 泳いで居るのに

苦し紛れの表情 下手な言い訳 今夜もまた

昼から口に して居ない 夕食が 胃袋に 染み尽きるだけ

終わるばかりになった夜は 二人 共に 越えられぬまま

いつもの様に 線香花火に 見えたシグナル 幾度も越える

行ったり来たりの オンパレード 玉乗り少女も やつれ果ててる

身体を平衡に保てずに  転がり落ちる 綱渡りの騎士も。




「 貴方の家の近く――の、セブンイレブン――の近くの、 スパーに居ま――す。

  だから―― 電話 ちょーだいね ―――。  」


*


■ FRA-ME-N ■




昨日よりは 暇は もて余さない―― か どうかは やって見なけりゃ

解らない―― けれど、 ひとつだけ言える事は 「もう一度 会いたい」

昨夜は私も グロッキーで 勿論アナタは 更に 酷地で

逢った瞬間 一瞬だけ 爽やかな風 左側から 染み込んで来た――

けれど 右側から 覗く アナタの表情 疲れ果て 二人交互に 競争するよに

次々 欠伸の 連発大会

流石に ラーメン屋の中で 少し気取って 両手で隠す  その両手からも

はみ出しそうな 唇の先 「疲れているね」

両隣の机上には 美味しそうな ウーロンの器 ここは食券 もしかしたら

「ウーロン茶も 食券だったりするの?!」 「そんな訳 無いよ、これは。」

思った通りの 彼の台詞 右テーブルの客 入れ替わり メニューと同時に

あのウーロン茶 コップだけじゃ あれは飲めない 「何故ここだけ 来ないの?」

言葉も無いまま 首の横振り 彼も どうやら いぶかし気のまま

オーダーをした後で 彼女が きびすを返す その瞬間に 「すみません」

回れ左をした彼女に ぶっきらぼうに 「お冷や!!」 と たたみかけた彼。

「怖いよぉ・・・」 と 呟くアタシ 「だって持って来ねえんだもん!!」 そうだよね。

こんな時に 男らしさを感じる 疲労困パイが 彼の人格を変えた?

この人は キレたら 何するか 解んないから 今日は大人しく しておこう。

一見とても 優しいのだけれど 空腹時には 刺激しないでおこう。

ネギたっぷりの ショウユラーメン ピリ辛なのに 更に入れたミソで 味が 変わった。

そのままの方が 美味かった。 彼に差し出す あたしの どんぶり。

「もう食べれないよ・・・ツユ 飲んでみろって?」 首振る アタシに言った彼の

声が 普通に 戻ってる。  ああ 良かったね、 いつもの アナタだ・・・。


*


■ 空に近い 一番星 ■


只今 9時の針を 経過 致しました。 あと どの位 綴れるでしょう?

たった100K 渋滞で 爆叫しながら 戻って来た街

あの山が 高いのは あたしのプライド 映してるよで

最も残念だったのは アナタが見えたら 影と化して いた事で。

もう少し早く Uターンしていれば 日暮れに もしや 間に合ったかと

地元の山より やっぱり高い 山を見上げる。

この景色を ゆっくり観たくて あともう一日 居る事にしたの。

そんな気持ちと 会いたい欲求 途切れ途切れに 交互に浮かぶ。

浮かび上がって 消えるのは 山の上 咲く 雲だけで良い

容姿端麗な アナタだから もっとゆっくり 身体を預けて

抱き締めて 包み込むよに アナタの美貌 感じていたいの

空を駆け行く ゼブラなら 散歩の途中で 寄り道 出来るね.

月のブランコ 乗れるなら 鬼になって 揺れて落ちるね

星の光に 導かれれば 虹のたもとに 巻き上がる

竜巻と共に 君より高く 空に近付き ウインクをする

日差し差し込む窓辺から 綺麗な湖面 眺め観るよに

静かに踊る ハミングを 口笛の中 探し出すよに

オーロラの果てで 戸惑いながら 逃げ水 隠れる キミを捜すよ

星屑の中 揺れながら 今宵 最初の キミを探すよ

一番星に 魅せられて 明日の朝陽を 待ちわび 眠るよ.

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