2014年11月6日木曜日

長瀞


とろとろの眠気を抱いて通り過ぎた芝桜
一枚一枚の花びらが妙に奥ゆかしくて
ふわりと笑えるくらいには近づけぬ
頃合いを見計らい オール片手に君が
ゆっくりと瞳を合わせるように
擦れ違う 揺れ惑う 紛うことなき愛しさに
言葉が詰まる

擦りおろし林檎のように薫り立つ丘の上
ハミングを重ねたら不思議な穴から流れる音色
乾いた陶器のような楽器
見た事も 聞いた事も無い筈なのに
心に響くのは何故だろう

固いミルフィーユを岩畳と呼ぶ地域
風化せぬ堆積岩は何処の国へと飛び立った
見付けられた嬉しさに
見付かってしまった やるせなさに
口笛ひとつ

今夜のお供が決まる
一つ目は とろろ芋
二つ目は 蓮根
最後の一つが決まらない
今 種を植えるから
来春まで ゆっくり待って 頂戴よ

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写真は 2009年の長瀞渓谷

長瀞渓谷(ながとろけいこく)は、
埼玉県秩父郡長瀞町に位置する、荒川上流部の渓谷。

1878年(明治11年)、地質学者ナウマン博士の調査によって
再発見される。
埼玉県立自然の博物館前には「日本地質学発祥の地」の石碑がある。

ライン下りと岩畳(特別天然記念物)が有名で、
カヌーやラフティング、キャンプが出来る。

名物は豚のみそ漬け(秩父名物)と天然氷のかき氷。
秋には近くでりんご狩りが出来る。


岩畳
三波川変成帯と呼ばれる変成岩帯が地表に露出しているところ。
なめらかな壁面は、南北方向にのびる垂直の割れ目(節理や断層)にそって、
岩がはがれ落ちて形成されたと言われている。

ハインリッヒ・エドムント・ナウマン

(Heinrich Edmund Naumann、1854年9月11日 - 1927年2月1日)は、
ドイツの地質学者。
いわゆるお雇い外国人の一人で、

日本における近代地質学の基礎を築くとともに、
日本初の本格的な地質図を作成。
またフォッサマグナを発見したことや、
ナウマンゾウに名を残すことで知られる。

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相手に 何か 言えるのは

絆の 深さが 有るのでしょう


受け止める 器を

云われた心を

観る力が

互いに 有れば こそ

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何故だろう ウザイと信じた 其の曲が

    昨日から揺れ 又 リフレイン

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キライだよ 豪語したのは 恋の道

 嗚呼 其れなのに 囚われて行く

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止めようか 何かの拍子に 思っては

 ふと手を伸ばし 又 着火する

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ふらありと 入ろうかって 感覚に

  車体が揺れて 一度 ブレーキ

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来るのなら入れてあげると親切が

   仇と成り果てサンキュー事故か

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来るのなら 入れてあげるよ 親切が

 仇と代わった サンキュー後事故



xxxに 成らぬようになのか

無理な 割り込みも せず


中途半端な位置で 停まってしまった

左側の 君へ 寄せてxxx



久々に 眺める

金曜の 夕暮れ


此の位置から 見やる事

最近は 無かった


夜風を 避ける様に

時間から 逃げる風に


ベルが 鳴れば

温かな

其れで居て

少しばかり 満ち足りると 信じた

自堕落の 溢れ返る 喧騒へと

身を 委ねてた 毎日だったね


風が 舞い

木の葉の揺れる 景色は


窓の 遥か 下で

暗がりに 追い込まれてく

国道の 音

浅く 聴いてる

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