2014年9月25日木曜日

棒切れ





一般的に棒切れのことを
木刀と呼ぶ

新聞紙に広げられた棒切れのような物体は
かつて生きていた魚である

その名も メクラアナゴ
こうしてみると 何か ひどく固い存在に思えて仕方ない

ところがどっこいしょ!
めくるめく や~らかさ♪ や~らし~ぃっ(違)

炒めましたるは白菜ニンジンえりんぎサン
煮込みましたるはベーコンかぼちゃスープでござい♪

コクのある穀物をゴクリと飲みこみニヤリと笑う

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命ばかりではなく
消えてしまったものには
誰もかなわない
そんなことを思う夜

儚いうちならば
微かな影を追いながら
次の朝をも待てましょう

夕方の影法師が切ないのは
迫る闇により
消えてしまうことを
知っているから

それでも
流れた涙を
止められるのは
次の朝が 必ず来ることを
知っているから

堂々巡りの考え方を
一回転させてみれば
世界は明るく
輝く筈だと

何時の暗闇の日も
何時の暗闇の心も
宥めながら
生きていきたい

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煮こぼれた 湯気の 行方

かつて まな板は 木片だった
板 だから
落し蓋も 木製だった

中学の頃 習った 扇形の 地名
何故か シラス台地と 一緒に
脳内リフレインする 扇状地

キッチン売り場と言う名の 戦場では
木より キラキラの 
シルバー色した 扇子が お洒落
クルリと 回して 入れる

まるで 
親子丼の 卵を
穴の開いた お玉で
回し入れるみたいに
クルリと 開いて 投入する

ステンレス製の 落し蓋

此れが 如何にも 大活躍しそうで
今日び 100均でも 販売していて

見た目も お洒落で
カビも 生えずに いいカンジ

嗚呼 だけど 最近
煮物を していない

そして 
殆ど 落し蓋を 使用して 居ないんだった

心の中の言い訳を
何かと一緒に 封じ込める

今度は 煮こぼれない様に と
祈りを 絡めながら

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あんなに
キレイだ キレイだ と
見とれながら
通り過ぎた 並木道を

どうして
忘れて しまったのだろう

振り落ちる 影法師も
降りしきる 雨粒達も
嘲り笑うようだ

無垢な 瞳で
僕を 見上げる
ベビーカーの中の
二つの 宝石が
哀しく 光った

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