2014年9月27日土曜日
栃の実
とちのみ、かも知れない写真(笑)
歩いていたら発見したんですの。 何だろう?と呟いたら
近くにいた女性が とちのみじゃない? と教えてくれました。
1枚は葉らしきものが ぷらりんと垂れ下がっていますね
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栃の実
垂れ下がる実の向こうに
今年の豊作を祈る
今回の方策は如何でしたかと
進言する若者
拒絶する重たい実が
ごろりと横になる葉は
意外と頑丈
枝に掛けられた ハンモック
大きなリュックを背負ったまま
横たわっている
太いロープが 身体に喰い込んで
ちょっと 痛いね
もっと こう
安眠できるような気が
していたのに
飛び降りた瞬間に 足首を捻り
ウッと溜息
声にならぬ声を絞り出す心臓
静脈瘤の言う通り
掛け声と共に飛び出すハトの群れ
少し小さい 豆鉄砲の色が
薄茶色だった
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悲しみは じわじわと 押し寄せて 来るもの
何度目か など 数えたく 無い
涙も 流さぬ 痛みに 寄せて
〓
其の 瞬間
固まり 付いた 心
満たない風に 花瓶に 華を
道 迷ふたら 隙間に 風を
〓
何も 出来なかった
見詰めた 現実 再 直視して
痛みと 向き合う 光の奥で
又 影ばかりが 小さく 揺れて
震えた 自分を 抱き締めた だけ
〓
平気な フリした 胸の 底から
隠れた炎が 飛び出して
魂の上 乗っかった
寄り掛かる 船 見当たらなくて
唯だ うめく
そして 泣いたよ
〓
夜に 成る 刻
一人に 成る コト
何時も 気楽な 筈 だったのに
こんな 日々には 辛い 思いで
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予定では パパが来ると 言って 居たから
部屋も 必死で 整理した
覗かれたって 構わない ケド
時間も 無くって そんな 言い訳
戯言 ファイルも そのままに して
〓
帰宅したら 明かりも消えた 窓ガラス
来て 無いのかな? 単純に
其れとも 何か 有ったかな
蓋を 開ければ 風呂に 行ってた
電話で やっと 安心 出来たの
〓
昼の 会食で 酒が出て
そのまま お開きに 成るかと 勘違い し
わざわざ タクって 行ったのに
唯だの 弁当 食わされて
部屋に 避難も 無用 だったと
ブゼンと したまま キッチリと
夜まで 仕事を したらしい
パパンの 今日に 笑えた 自分
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