2014年4月26日土曜日

春紅葉 


春紅葉 


場所はこちら

春もみじ
色とりどりに行く人ぞ
行方知れずの
姫と語らん

*

シルクロードをイメージし
白い石灰石を敷き詰めた前庭
糸魚川って石灰質な大地なんですよね~

春もみじと表現はしたけれども
これは 日の出もみじと言われる種類みたいですね
手前にある黄緑色の葉は むらさきしきぶ
時期になると 可愛らしい紫色の実が映える

地に映る影の愛おしさかな

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

専門用語は何時だって難しいから


ころころと色を変える
春もみじを見つめながら
明日の天気を占えば

必ずしも晴れるとは 限らぬのに
自信満々のトーンが響く
派手な演出で 笑顔のあなた

まるで 怖いものなど
何一つ
知らぬかのように

イカラセタ肩で
風を切る代わりに
断ち切りバサミを手にすれば

擦れ違う 美しかった関係ごと
ばさり

たまに松の上に現れる
アオサギの羽根よりも
きっと 大きな音がした

この時期が 一番 美しいのです、と
ガイドの女性が告げた

どんな都会の鴉よりも
まるまると肥えた姿が
青天井の虚空を照らす

照明の方法など 関係なく
常に 光り続けていた
幻想的な闇が
瞬いている

それで 明日は必ず 晴れるのですか
問いかけたが 応えはない

明日のことなど
誰にも 解らぬのだ
希望的観測で 物を言えば
笑顔の花が 咲き乱れるのに

余計な一言で
この空間をも 断ち切ろうとする
それが 迷惑だったと見えて
鋏の音が 余計に響く

カシャン カシャン
三度目は 落下した音

何時か見た ピーナツの欠片より
大きな音
小気味良くは 響かず
向こう側までは 届かず

ただ 私に 出来ることはと言えば
酒のつまみとして
主役には なれぬ代わりに
噛み下すことしか なかった

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

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朝から 大家さんの 姿が 見えた。
会社の ビルの 管理人さん なのだが
小さい ビルの 為
大家さん と 呼んで 居るんだ。

別に ”小さい” って
馬鹿に して居る 訳じゃあ 無いよ?

個人で 老舗を 抱えながら
長年の 間
永らえて来た 実績は
頭が 下がる思いで 一杯なんだ。

一階が 店舗に 成って居て
両親の 時代から 有ったらしいんだ。

そんな 大家さんは
数代に 渡り
家族で ビル 賃貸業を 
営んで居る みたいなんだ。

会社の 場所も
覚えるのには 最適。

何せ 道沿い だし
看板も 大きいから
解り易いんだ。

面接の 時に
迷う 必要も 無いしね。

但し 朝の 一定 時間帯は
一方通行に 成って しまうから
逆側からは
車で 入れないのだけれど。

そんな 大家サンは
給湯室に 置いて有る 
ゴミ箱や チリトリ 雑巾なんかに
油性ペンで ビル名を 書いて居る。

此れは 普通なのかも 知れない。
盗っ人が 出たら 困るからね。

ここからが ちぃと 驚いた 話。
何時も 給湯室で 
昼飯を 食べて 居るんだけれど
冬は 寒いから 
事務所から 小さなヒーターを
持ち込んで 居たんだ。

最近じゃあ あたしは 専ら
昼食前の 一服と
昼食後の 一服 
アーンド 歯磨きタイムのみで
ずったり 給湯室に居る メンバーよりは
事務所で 食べる時間が 有るから
温かい 冬模様 だったのだけれどもね。

ある日 
黒い 電気ヒーターの 上側に
大きく 白いペンで 
ビル名が 書かれて居るのを
発見したんだ。

当然 驚いたのだけれども
一人の彼女が 買い物がてらに
大家さんに 一言 言ってみたらしい。

そうしたら うちの ヒーターだって
言い張ったそうで・・・(ΘoΘ;)

それを聞いて ドビックリ の 
瞬間なのでした。。。

まぁ 給湯室の電源は 
大家さんの 支払いだし
文句 言えないよねぇ・・・ 
なんて会話を 聞きながら

それで その ヒーターはね?
何時の間にやら 
大家さんが 片付けて しまったらしくて
今も 未だ 寒い時が 有るし

パンツ・スーツで無く 
スカートだと 寒いし
まだまだ 欲しいのだけれど
隠れて しまったのだよ・・・

因みに トイレのヒーターも
電気代 払いますから 設置したいと
社長が 言って呉れて
温かい 快適ライフ(?) 
だったのだけれども

まだ 雪の残るあたりから
トイレの隅っこに 
片付けられて しまってて。。。

電気代は 大家さん持ちで 良いですよって
快く 承諾して呉れたって 
話だったんだけど・・・ね・・・

,。・:*:・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°★

産まれて 初めて 食べた
こんなに 間延びした
トマト ・ チリ ・ ヌードル

BIG サイズに ハマってて
最近は 梅昆布 おにぎりにも 
ハマってたんだ。

梅干は 普通
オニギリの 中央に 
ポン★ って 鎮座しているものが 
多いのだけれど

ゴマや 細切りの 昆布と 
刻んだ 梅干が 散りばめられていて
まるで 具の大きい ふりかけを
固めたような オニギリだし

梅も カリカリ タイプで
余り 酸っぱくなくて 気に入ってたんだ。

そんな 昼休み
電話が 掛かって来て 対応している内に
20分程 経過して しまったんだ

おにぎりの 残り半分を食べて
ヌードルを 覗いて見ると・・・

汁っ気が 全く 無かったんだ
対応についても 
失敗した点を 指摘された直後で
極度に 落ち込み
珍しく 半分 給湯室の ▽コーナーに
棄てて しまったんだ

其れで 二階の 給湯室で 一服してた時
何時もの様に 彼女達は 
談笑してたんだけれども

加わる気力が 持てなくて
何時もは 歯磨きまでしてから 
事務所に戻るのに
一階の 給湯室で シャコシャコと
寂しく 一人 歯磨き したのでした~ 
(。-_-。)

麺も 異常に 膨張しており
何かの ギャグか ×ゲームかって
テンションを 上げる方向に
感情を 持って行こうと したんだけど
駄目だったぁ~~~

まぁ 会話に 加わらないのは
結構 何時もの 話だったりも するんだけどね

恋愛モード 絶好調で 盛り上がってる
若い 彼女達の オーラが 眩しくて
一人 読書をしつつ 隅っこで
たまに 笑う・・・の 図 ⊆|∵|⊇

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タイムリーな 質問に
色濃く 憂いを 残したままで
唯だ 呟いた 一言が
金浅 感覚 狂わせて行く



桜が 綺麗だと 愛でた 台詞に
キミは 急なり 膨れ面サ

違うんだ

キミは 綺麗だね って
待ち合わせの 叶った 瞬間に
言いそびれて しまったからサ

何とか 花見に 誘い出して
伝えようかと 思ったのに

そんな キミは

昨日 ウインドウ・ショッピングで
たまたま 見付けた
桜色した 星型のアクセを 見付けた 
なんて
楽しそうに 話して 居て

良かったね って 
浅く 微笑う ボクに 向かって
こう 言い放ったんだ

あなたは 私の コト
ちいとも 誉めて 呉れないし
なぁんにも プレゼントしちゃ くれないのね

一体 今日が 何の日か
憶えて 居るの?

私達が 初めて出会った 
記念日なのよ?

違うんだ
分かってるんだ

唯だ 少し 照れ屋な ダケなんだ

ほら 此の ポケットには
君に 贈ろうと 思って 買った
其の 桜色の アクセと 新しい 指輪が

此の ココロには
君に 告げたい 素敵な 言葉が

嗚呼 こんなにも
詰まって 居るのに・・・

君は 又
云わせては 呉れ無いんだね
次の 言葉をー


 〓 桜 道 〓

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桜並木の中を
二人で 歩いてる

思わず 呟いた ボクの ロマンを
頼むから ブチ壊さないで 呉れよ

あ~ら 並木の 中なんて
歩け無いじゃ 無い? 

なんて
簡単な 台詞で

だけど
小首を 傾けた 君の
斜めに 輝く 視線に 殺られて

何にも 云い 返せなかった 
此の ボクは

黙って 君の 
唇に 触れた


 『 桜並木の 下で 』

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遠くの ビルを 眺めながら
余計な コトばかり 考えて 居る。

一つだけ 明かりの見える 窓に
あの人が 居るんじゃ 無いかとか

紅白の レールで
まるで
ビル自体が
釣られてる みたいだとか。

もし そうだと するならば
由々しき 事態 なのだ けれども

とりとめの 無い

要は そう云う コトをー

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