炉端焼き

関連の在るものは
全て照らしてしまおうとでも言うように

上空から注ぐ　
タワーからの恩恵に預かって
道を歩く

後は何を持てば良い
前に何を待てば良い
逆に何を放てば悪い

誰も教えてくれぬ嘘を
かき集めたら終わる苦しみ

朱い月の下では自由に
黄色の夢の奥では強かに

厳かな信号を見詰めながら走る
道標はアンカーが描く交差点の文字

スピードメーターを見ずに
何処までも進む

大丈夫　過ぎ去ることはない　
きっと止めてくれるから

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都会に住む人は／藤鈴呼

行方知れずの存在は
煙のみに非ず

例えば
ラグビーボールのように
跳ね回るなら
いざ知らず

おんなじ場所で佇むばかりの
真夏蝋燭は陽射しに阻まれ

御主人が帰宅した瞬間に
ぐんにゃりと腰を曲げながら

おかえりなさい、などと、呟くのですから、
具合が悪い

さりとて　
元通り　シャンと立て！　と
追い立てようとも

二度と
凝固しないのかも
知れませんから

実験のしがいも　あるのか　ないのか
判断に　困る状況なので　あります

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写真は札幌のテレビ塔
６月下旬の風景です

信号の色によって印象が変化するのも　またオツなりて。
最近は　漸く慣れましたが　
この時は　本格的に住み始めた頃ですから
物珍しくってねぇ～♪

デジタル時計がゾロ目だと妙な気分になるのは
♪何でだろ～♪

嬉しいような
微妙なような

微妙ってのはね、何かあるんじゃないの？　的な
ゾッとする、とも　ちょっと違うんですけど、ね

本日は１３日の金曜日ですなあ・・・

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