小さな ぼやき

－不在通知票の記載番号へ電話－

すずこ「再配達をお願いします」

業者の男性「お名前は？」
すずこ「ふじすずこです」

業者の男性「本日は御在宅ですか？」
すずこ「はい」

業者の男性「では　本日お伺いします」
すずこ「何時頃になりますか？」

業者の男性「もしよろしければ本日の午前中にお伺いしたいのですが---」
すずこ「・・・（プチッ）　はい♪　お願いします♪」

（だーかーらー、な・ん・じ、って　聞いとろうがっ！！）
こーの　コンコンチキがーっ！

全くアバウトなんだからっ(-_- )ノ⌒・・・と、
アバウトな　私の　ぼ・や・き♪

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

白鬱


小さな羽虫が　転がり込んで来た
此処は　お主の住処ではないぞよ

仙人の声も届かない程の爆音が
毎夜　繰り広げられる街

静かにスターターを切り
レシピも驚くほどのスピードで
シグナルなど見えぬ姿で飛んで行く

童の耳栓が　高級な事だけを信じて
大丈夫　照り返しはキツイけれど
何れ　夕暮れが　包んで繰れる、と

あやふやな　願いばかりが　
空の　彼方で

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°