2015年3月10日火曜日

子供たちがいなくなる


新潮文庫
ジョン・R.フィーゲル【著】,加藤洋子【訳】
定価560  発行1993.8.25

本に括り付けられた栞紐のことを 
スピンと呼ぶんですよね

万が一 手元の栞を落としても大丈夫♪
そんな便利スピンが くっついているので

スキャナしたら 本の下部からスピンが飛び出して
保存枠が大きく広がりました

未だに登場人物がカタカナだと「あれ?誰だっけ?」と
大抵は目次の前にある 人物紹介頁を 何度も開く羽目になる

なもんで(?) 読むのに若干 時間がかかりました
以前も 洋書を読んでいて 気に成った言葉が モルグ

物語の内容から 何となく当たりはつけていましたが
つい今しがた 読み終えて 調べてみました
死体安置所という意味なのですね

命について考える時
綺麗ごとばかりでは 済まされませんが

この一冊には 屈折した自己顕示欲と人種差別
そして 犯罪を暴く側にも流れる少しのユーモアが
時系列に描かれていると思いました

サクサクっと楽しく読み切れるタイプではないので
じっくりと腰を据えて読んでしまえば しんみりとするでしょうし

私のように待ち時間に少しずつ読み進めて行くと
前後の話の流れが分からなくなってしまって
ページを戻りながら 再度読むことにもなるのかな。

外は雨 
消雪パイプから吹き出す雫の上を滑るタイヤ音が
静かに響く午後です

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

モルグ


階段を駆け上がる音
せわしなく語り尽くす亡者たち

今 ここに
灰汁だらけの挑戦状が 叩きつけられて

扉に飛び散る液体が ワイン色の微笑を称えた瞬間
零れ出す 笑顔の中に埋まる白い歯

其れは何時かの象印
猿が落とした 鉄製の轡

握る度に ひんやりとした恐怖が滲み始める
今日び 安全な寝床などないと 
知っているかのような 戯言

空色のランドマーク
誰よりも清々しいと 綻んで繋ぐ糸に紛れて
蟻んこが行進する

あの穴の奥に隠れたら
どんなに頑丈な岩垣をも 打ち砕いてしまう

綺麗なサルビアが咲いていたったって
垣根から飛び出す病的な色合いの細い爪が
手招きをしているようで

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

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子供たちがいなくなる/ジョン・R.フィーゲル【著】,加藤洋子【訳】

*

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   〓   気   合   い   〓    


   ~ 辞表 提出の 朝に 寄せて ~


久々に エックスを聞くのは 今日が エックス ・ ディだから ?

最近 復活を遂げた彼等の フィルム ・ コンサートは

総理 自ら出席する程 好評みたい ?

若い 私達  写真の中の 笑顔だけが

立ち止まったまま

逆に 走り出す 私の運命に対する講評は 上々みたい ?

公表する 事実

あの人達にとっては 後ろ向きね

止められないの 止めないの

走り続ける 事にしたから

気合いを入れど 渋滞は 時の 流れを 増すけれど

朝の始まり 其の前に  告知 必要 事項なの

生存 不可欠 競争サ! 遅々と 進みし 針 眺め

滑る 道路と 格闘サ! 耳に 流れる 爆音と

心に 染み入る 欲望を

          抱 き 締 め な が ら

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

〓 だ が し か し ・ ・ ・ 〓


生きる 為だから 仕方 無いね

最近見 ないね 君の事

思って居たら あの 震え

両腕 振りて 又 やって来た

親指姫は 痛いのヨ

小さな 玉手箱の中

ギュウギュウ詰めの 折の 外

覗き見たいと 切望したわ

除き 逝くのは 過去の 表情

進み 惑えど 後悔 するな

黄海の 波 掻き分けて

オール片手に 笑うんだ

どんなに 瞳が 痛くても

罪悪感に 負けるなと

気持ちが 楽に 動く様

見知らぬ 未来に 呪文を掛けろ

魔法の 絨毯 乗れなくたって

本物の 空 泳ぐのさ

素敵な 箒で 掻き分ける

放棄したいと 願う 人生

分け入り 進め 油断 するな

意固地 でも良い

無理は 禁物

だが しかし   ・・・ !?

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

〓 海 草 〓


昨夜 迷いながら 通過した道

ガードレールも 曲げてしまった

だけど 自分を 歪めず 済んだ

だから 全ての 成功と 問ふ

進入禁止の 時間帯

運良く ケーサツ 居ない道

最後の右折と 何度目か

規則 破りは 面白い

スリルと 恐怖の 悪天候

夢の中では 消え失せし

天使 再び またたびサ

猫に 慣れない 僕の 灯に

提灯 [ちょうちん] 与え 死に 給へ

行灯 [あんどん] 昼に 点すのさ

見えぬ 太陽 誘う為

金を 幾つも 貯める為

間に合うのさ と 赤ポスト

希望 抱いて 出陣ダ !

苛々するな ドキドキ と

ワクワク だけが 有ればイイ ! 

マゾヒズム のみ 回想し

過去の 痛みも 改装ダ !

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

〓 完 了 〓 


一応 提出した 書類に

あの人は 無理強いする 事も 無く

受け止めた か どうかは 別として

非常に 気が晴れる思いで 一杯

何も 聞かない 仲間達

きっと 理解を して居るね

逃走するけど 宜しくネ

闘争本能 まっしぐら

組み替えされる 憂鬱に

吹かれる事も 有ったケド

やっぱ 居づらい 気分だし

ぼちぼち 退散 しようかな

君達 元気に 頑張ってるし

僕も 笑顔を 取り戻せたし

此れ程 良い事 無いもんね !

冷たくされても 良いもんね !

強く 慣れたの きっと そう

勘違いでも 構わない

今後の 人生 空 回 り

させる 訳には 

ゆかないのだから ・ ・ ・ ! !

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

又 一服を 繰り返す

辛い瞬間と 言うモノは

誰にでも 訪れる

事実 なんだろう けれども

パリパリと センベイを 放ばる姿

其れは 八方目の 奥

お茶も ゴクン と 飲み干せば

感情 ともに 脳裏に 隠せる ?

分からないから 笑顔だけ

重ねて 昼の 闇に 映した

病みながら 止みながら

息を 重ねた 僕の

意識の 果て

昔の 蜃気楼が 浮かぶ

悲しい演技も 予測する

現在 生きてる 事実だけ

噛み締められたら 此れ 幸い

素敵な 神も 降りて来る

何時でも 素直だった 光も

行き場すら無い 僕の 思いも

抱きすくめながら 今は 歩こう

早く 走れ 無くても 良いから

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

~ 震 源 地 ~


震源地って言うゲームを 知ってるカナ ?


1 鬼を 一人決め 鬼は 部屋の外に出る

2 部屋中で 残りの人は 円になり 座る

3 その中で リーダーを 一人 決める

4 部屋に 鬼が入る ・ 円の 中央に!

  リーダーは 円の 何処かに居る

5 部屋の人は リーダーの 真似する

  リーダーが 手 たたけば タタク ・ 足 あげれば アゲル

  鬼は 震源地(リーダー) が 誰か 当てる


● 鬼は 円を見回して 震源地の リーダーを 当てる


これが私得意だったの 

私が 震源地だと 鬼は 絶対 当てられない(笑)

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

君も 僕も 有る意味 震源地 

一つの事実を伝えたくて 

君に教えた あのゲーム。 

幼稚園時代に とても 大好きだった あのゲームを 

君は 果たして 知って居ただろうか。 

僕は あくまでも 震源地で居なければ イケナイと思った 

きっと いつもの君のような笑顔で 

沢山の人達に 振り撒けて来たのかな? と 

今は 信じたい 気分のままで。 

だけど 少し 歪んでしまっているのが 分かってしまって 

誤魔化せなくなって 異常をきたした 僕は今 x x x 

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

辛い瞬間には 笑顔を探す 

少しの笑顔で 自分の心が 

洗われて行く様な 気分に成るから 。 

そんな 綺麗事も 

戯言だと 知った日の 涙 

誰しもが 流すのだろう 

冬の 雪よりも 

凍て付くような 氷の中 

「 それでも 氷の 塊は 

     子供達に 

  夢を与えて 呉れるのだ 」 

     と  。 

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

褒めているかどうかの判断は 君の心象に 委ねるけれど 

僕は どんな言葉でも 

褒められていると 勘違いする ナルシストで有る事 

未だに止められなくて 

それが 

良くも悪くも 僕の人生 右往左往させている 

この 事実も

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

糸を離れた 凧 

空の向こうに 飛んでった 

とても 華麗 過ぎて 

見詰めて居られない程の 

青さ 

否 

太陽の光が 眩し過ぎたから? 

雨の中で 呟く 僕の 台詞は 

凧の 帆迄も 届かないから 

糸の先だけ 掴んだつもりでも 

指を離れて 悠々と 

羽ばたいてしまった 

あの鳥のように

★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:*:・°☆。・:*:・°★。・:

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