窓を開けると
新しい世界が
広がっている
筈だ
曇り硝子で
良くは見えぬが
想像は可能だ
ぬくぬくとした
部屋の奥で
ゾッとする
一瞬
氷手
こおりで
コオリデだ
どおりで固まる筈だ
其れが
コオリで在る
ダケではないテイジン
凍りの世界へ
誘うように
アンドロイドの管を
透き通るユビが
そこのけそこのけ
通ります
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フロント硝子を埋める雨粒を
可愛らしいガラコ仕様にすると
思わず見惚れてしまい、
運転手にとっては
危険でもありますが
信号待ちでワイパーを止めた瞬間には
雨粒が少しずつ寄り添い
大きな球となって
堕ちて行く様を
眺める楽しみがあります
ちょっと寂しげで
楽しくもなる
大好きな一瞬です
似たような光景に
手の甲に作った
露があります
小学校の頃 教室には
昔ながらのストーブが
ありました
銀色の煙突のついた
黒い円柱風の
ストーブです
ピカリと光る筒が
天井を這う姿は
大蛇のようでもありました
加湿と
一酸化炭素中毒防止の為(?)
ストーブの上には
平たく大きな金盥を置き、
湯を沸かし
しゅんしゅんと昇る湯気を
皆で囲っておりましたが
給食で毎日出る牛乳瓶を
温める役割もありました
体育の時間が終わった後などは
冷たい指先で
湯をちょこんとつつき、
手の甲に乗せると
丸く可愛らしい雫が
手の甲に
一つ 乗ります
それが 幾つ 乗せられるか
良く競争を したものです
段々と 数が増えると
何れ滴は 全て繋がって
手の甲から床の上に
流れてしまいますので
如何に大きな粒を乗せられるかの
競争でもありました
氷柱の場合は
日に日に成長しますので
少し前に紹介した
写真の氷柱も
見上げてみれば
大分 太い姿に
なっておりましたけれども
位置が微妙に
違っておりましたので
もしかすると
あの日の氷柱は
土と同化してしまい
新たな氷柱が作成されたのやも
しれません
常時 監視する瞳は
持ち合わせておりませんから
これは
想像の成せる業ですね
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